パラレルキャリアからフリーランスとして独立した体験談②(2年間の歩み)

421A8364

それではまず、簡単に私のパラレルキャリアの歩みを書いていこうと思います。

私が撮影・執筆を始めたのは平成26年の秋。ちょうど前の会社に入って1年目の時でした。会社の待遇に満足してはいるものの、仕事内容は全く興味が持てない、でも自分で決めて転職したのだから、きちんと頑張らなきゃ、なんて、もやもやしていたのを思い出します。

そんな時始めたのがインスタグラムでした。「流行っているし、写真が好きだから」そんな軽い気持ちで始めたインスタグラムでしたが、朝の過ごし方を発信していく内にフォロワー数が増え、気づけば半年で1,000人もの数に。そこで平成27年の春、新しいことを始めます。それが、今の私の仕事の核である「女の子を撮影すること」ずっと女の子を撮りたいと思っていましたが、勇気が出ないし、そもそも撮らせてくれる女の子なんていない、そう思っていましたが、いざ勇気を出して「撮らせて下さい〜」と声を上げてみたところ撮影依頼が殺到。もちろん最初は無料でお受けしており、その内少しずつ対価をいただくようになり、フォトサービスIt’s me!へとつながっていきます(そのあたりのことはこちらの記事が詳しいです)。

そして、平成28年からは個人のお客様だけではなく、企業から依頼を受けて撮影することも増えてきました。また、執筆の依頼を受け始めたのもちょうど1年前です。朝時間.jpさん、パリマグさん、どちらも大好きな媒体です。他にもモデルや女優さんの宣材写真を撮影させていただいたり、海外に作品撮りに出かけて初めての個展を開いたり…精力的に活動してきました。そして年末に、前の会社を辞め、フリーランスとしての一歩を平成29年1月から歩み始めました。

さくっと振り返ると、こんな感じです。

スクリーンショット 2017-01-31 13.27.46

種まき期だった平成26年〜27年。この時期はお金などの対価を考えることはありませんでした。ただただ実績を作り、何にニーズがあるのか体当たりで見極めていく時期だった気がします。もっと率直に言うと、撮影・執筆のことについて何もわかっていなかった時期です。笑

平成28年は熟成・成長期です。平成29年1月の独立を目指し始めたので、活動内容が濃くなりました。企業からの依頼を積極的に受けたり、作品撮りでプロのモデルさんとご一緒したり、イベント等に行って自分の存在を知ってもらう努力をしたり。雑誌やラジオに出たのも昨年ですね。

そして今年。今年は過去2年間の成果が出始める時期(予定)であり、次の数年間の種まき期だと考えています。よって昨年と同レベルの仕事はせず、より成長性が見込める仕事や自分が本当にやりたいことに注力する期間でしょうか。でも初心忘るべからず、一つ一つ丁寧にお仕事していきたいと思っています。

この私の歩み(えらそうやな…)を見ていただくと分かる通り、パラレルキャリアの最初は地味です。地味の骨頂です。実力がない内は誰からも相手にされませんし、対価としてのお金ももちろん発生しません。なのに、本業と並行して進めるからただただ忙しいです。それでもやり続けられることが、あなたにとってのパラレルキャリアになりうるものだと思います。次の記事では私が2年弱、パラレルキャリアを続けてみて気付いたメリット・気をつけるポイントを書いてみますね。