フリーランスとお金の赤裸々な関係

最近よく周りの人に「フリーランスになって収入安定してる?ぶっちゃけその辺どうなの?」と聞かれることが多くなったので、書ける範囲でブログにも書いてみます。フリーランスになりたいけど、お金のことが不安な方って多いですもんね。もちろん1年前の私もそうでした。

波はありつつ今は安定しています。会社員時代をベースとして、それ以上の収入があることが多いです。今と書いたのは、苦しい時もあったし(今年1月とか!収入数万円位。笑)未来は分からないから。来月仕事がなくなるかもしれないし…。ちなみに独立してからアルバイトなどは一切していません〜!

理由はいくつかあると思うのですが、今日はフリーランスとしてはたらく対価について書いてみようと思います。

わたしは、やりがい搾取という考え方が苦手です◎ やりがい搾取というのは「写真好きでしょう?写真で有名になりたいでしょう?それならギャランティーは低くても仕方ないねっ」という無言のプレッシャー。やりがいがあるから、対価は低くても仕方ないよね…という諦め。もちろん予算規模が小さい仕事すべてがそういうわけではないし、そもそも仕事を受ける側の能力を鑑みての金額であることがほとんど。でも、たまーに明らかにおかしいなあって仕事もあったり、そういう話を知り合いから聞きます。

わたしは「むむ。この単価でこの仕事?」って思ったらきちんと金額交渉をする方だと思います。自分の中で単価基準を持っていて、それに達さない場合は交渉しますし、どうしても折り合わない場合は判断します、今後の仕事の発展性を考えてご一緒するか、ご縁がなかったと思って諦めるか。

金額交渉に抵抗があるという意見をよく耳にしますが、ビジネスの世界で交渉って普通ですよね…?お金ってすごく大切。わたしは月に使うお金をなんとなーーーく決めていて、そのお金がないと、わたしらしい生活ができにくいなって思う。あと、ゆくゆくは応援している人や仕事を発注する時にお金をきちんとお渡ししたいって気持ちが強い(今はまだまだ…)。だから、自分は大金持ちにならなくても良いけれど、きちんと稼いでおきたいなぁ。

お金という対価がなくても「やりたいことを追い求めるのが幸せ」という人もいると思うし、わたしのようにある程度のお金がないと苦しいって人もいると思う。どちらが正しいとかではないですよね。むしろお金のことを全く気にせずがむしゃらになれない自分が、コンプレックスな部分もあります。

でも、興味深いことに、きちんと対価を渡して下さるお仕事ほど、続くことが多い気がする。それ以上のものをお返ししたいって思うからかなぁ。フリーランスって仕事を受ける立場だから、なんだか弱気になってしまうこともあるけれど、でも「わたしらしく生きたい」って思って独立したのだから、お金も含めて私らしくありたいなー!

 

そして、言うまでもなく、お仕事をいただけるような、撮ってほしい書いてほしいって思ってもらえるような自分であることが大切。