神戸とわたし。

あまりに得るものが多すぎて何から話せばいいか分からない神戸出張。神戸出身で祖父母が今でも神戸に住んでいることから「いつか・神戸で・何かをしたい」。でも「一体・神戸で・何をすればいいのか分からない」という状況。東京でうんうん考えていても何も生まれないので、思い切って足を運んできました。

神戸でもものすごくご縁に恵まれて。たまたまふらっと足を運んだ書店が「KITSUNE BOOK & ART」で神戸に移住したオーナーさんにお話を伺えたり。今回、神戸出張を決めて、素敵な本屋さんだな〜と思っていた「storage books」さんで写真集を取り扱ってもらえることになったり。kiitoで行われたトークイベント「抜け出す勇気」でADの松岡さんに直接神戸で仕事をすることについてアドバイスをもらえたり。

行く前はすべて「点」だったのが、実際に足を運び、コミュニケーションし、写真を見てもらうことで「線」としてつながっていく。私と神戸。ただの生まれ故郷だけじゃない街。

結局、何をしたいのか。もう少し踏み込んで書くと「何を届けたいのか」に尽きると思いました。ただ、東京と神戸の二拠点生活に憧れるだけでは弱い。神戸という街で何をして、写真を撮ることインタビューをすることで何を届けたいのか。

その「何を」はたった1回足を運ぶだけではまるで分からないと思います。だからこれから少し通ってみようと思いました。通うことで見えてくるものがある。そして確信に近いような形で「きっと何かができる」とも思っています。

神戸の好きな所。関西弁(大阪弁とは違うんです)、路面店の充実さ、喫茶店の多さ、コンパクト、山も海もある所、パンがおいしい、山側と海側の多様性。他にもたくさん。

これから初めての夜行列車で東京に戻ります。東京も好き。神戸も好き。興味が赴くまま、人とのご縁をたどりながら、基本的には場所にも時間にもとらわれず仕事を作っていける今のライフスタイルが、本当に私には合ってる。最高の出張でした。