以前も書いたけれど去年と今年じゃなんだか色んな状況が変わってきていて面白い。仕事は圧倒的にスタジオ撮影が多くなっている…。すたじお!苦手意識あったけれど、光を扱うって意味では自然光と変わらないのかもと思って、今年はスタジオ強化年。知り合いのカメラマンさんに習いつつ、、知らないことを知れること、新しいことができるようになることはとっても楽しい。あとは撮影する人も変わってきている…自分が撮りたいと思う人を撮れるというか。「あ、あの人ね」ってみんなが分かるような人を撮れる機会が多くて、嬉しいし頑張らねばって思う。最近、いくつかの出版社にブックを見せに行っているのだけど、撮って書けることは雑誌ではそこまで求められていない空気がある。撮って書けるとWEBで重宝がられるでしょう?とは言われるけれど、雑誌はやはり分業制なのかな。でも撮って書くって経費削減的に良いという意味ではなくて、一つの記事に一つの世界観を作れるからWEB・雑誌関係なく良いと思うのだけれど、難しいな。フォトグラファー/ライターって写真が撮れないから文章に逃げているわけでもないし、その反対でもない。写真7:文章3位のスタンスではあるけれど、どちらも極めて行こうという意志の表明なんだけれど紙とWEBは作法が違う。あともう少しコンスタントな収入をいただけるような仕組みを作らないと、ちょっと苦しいな…。昨年末、継続的にお仕事していたいくつかの案件を整理して。それは前向きな撤退というか…表現が難しいけれど「自分がより力を入れたい分野に特化するために」、ということで。収入が減ることはもちろん予測していたのだけど、ちょっとドキドキ。このドキドキを「ま、いっか〜」って無関心でいるのは多分良くなくて、きちんと仕組みを作る。継続的にお仕事したいと思ってもらえる人になる。そういう時期に差し掛かっているんだと思う。写真展が終わってもうすぐ1ヶ月。何だかモヤモヤした霧の中をずっと歩いている感じ。こういう時こそ実力を蓄えるときだと思ってとにかく学ぶ。撮る。書く。人の話を聞きに行く。