「Akita Fan Weeks」の撮影で秋田へ。

S__21004323Akita Fan Weeks」の撮影で、秋田に来ています。今日で撮影3日目終了。私は撮影の時は晴れ女で、晴れの日が少ないと言われる秋田で、ずーっとお天気。秋田出身の女の子・沙奈ちゃんを撮り下ろす2日間でした。

ああ、女の子ってなんて可愛いんでしょう。女の子を撮るのって本当に難しいんだけど、だからこそハマるんだよな〜。雰囲気、洋服、ヘアメイク、撮影場所、ポージング、女の子のテンション、その時の光、空気感、できるだけ全てを把握して、最大限良いものを作っていくという…。沼です、沼。

時々、撮っている・撮られている人にしか分からないキラッキラ輝く瞬間があって、それをシャッターにおさめられた時の興奮がたまりません。それを私は1年に数回経験していて、その瞬間が本当にたまらなくたまらなくたまらなく幸せなので、女の子を撮り続けているのだと思います。

今回はすべてフィルムで撮影。30本位切ってます。現像してみないと分からない怖さもありますが、月並だけれど「写真を撮っている」という感覚が強い。シャッターを押す時の強さ、想いが違う。「忠地さんの作風で撮ってきてください」というなんともありがたいお仕事なので、のびのび撮影しています。

夏の山梨旅。

8月、友人夫婦と山梨に遊びに行ってきました。

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久しぶりに見るぶどう畑は、宇宙みたいだった。

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ぷりんぷりん。

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懐かしのタイルとサンダル、なんともフォトジェニック。

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2年ぶりに訪れたTOWA。

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パンと珈琲。なんてことのない朝ごはんがきっとしあわせの味。


旅は良いな。旅先で撮る写真も好きだ。その時感じたうれしさ、わくわく、じんわり、どきどき。どれも写真に焼き付けられる。すぐに過ぎていく日々のことを写真に記録していきたい。

【撮影しました】「北欧、暮らしの道具店」店長・佐藤友子さん×ラブグラフの村田あつみさんの対談

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クラシコムジャーナルにて、「北欧、暮らしの道具店」店長・佐藤友子さん×ラブグラフの村田あつみさんの対談、撮影担当しましたー!透明感を大事に撮りましたよ。ぜひご覧くださいー!

「想いだけのヤツ」と「伝えるヤツ」のタッグは、No.1No.2の最適解?
落ち込むのは、理想があるから。自分の至らなさは、サービスの糧になる。

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女の子を撮ることで、救われている。

【Girl’s REAL vol.2】(後編)夏目志乃/女優

前編はこちら

忠地 事務所をいくつか移籍して、2018年からまたフリーランスとして活動しているよね。率直にどうですか?楽しい?大変?

夏目 すごく楽しいです。ただ…限界はあるな、とは思う。

忠地 例えば、どんな限界があるって思う?

夏目 私を仕事に起用したいって思ってくれてる人がいたとしても、私がフリーランスだから、なかなか大きな現場での撮影が決まらないことも…。もちろん私はちゃんと撮影には行くし、全力で挑むんだけれど、事務所に所属している子と比べるとどうしても信頼度は落ちてしまう…。そういった意味での大変さはすごく感じてます。

忠地 なるほど。そこはちょっと辛いかもね。

夏目 うん…。

忠地 逆に事務所時代と比べて楽しいこともある?

夏目 自分が尊敬している人や一緒に仕事したいなって思った人と直接コンタクトが取れて、それが仕事に結びついてっていうのがすごく楽しいかも。

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忠地 すごい。それは夏目さんから連絡するの?

夏目 時と場合によるんですけど、たとえばこないだバンドマンの友達のPVに出たんですよ。事務所に入っていたらもしかすると「夏目志乃」ブランディングのために出来なかったかもしれないけど、今は「私はこの曲がすごく好き」っていう感情だけで出来るから。

忠地 じゃあフリーランスになって仕事への向き合い方も変わったのかもしれないね。

夏目 たしかに。今は自分を応援してほしいって思うし、仕事もしたいって素直に言える。

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忠地 何か心境の変化があったの?

夏目 ミスiDに出て、色んな人の前で自分の恥…今まで見せたくなかった部分を見せたんです。その時「恥ずかしいって思っていること自体が恥ずかしい」って感じたんですよ。今までしてきた仕事も誇りに思えばいいのに、恥ずかしくて言えなくて。恥ずかしいって思うってことは、その時全力じゃなかったからだなって思ったんです。

忠地 自分にあてはまる部分が多くて耳が痛い(笑)

夏目 それに気づいたときから、本気で1つずつやっていったら恥ずかしいことはなくなったし、本気で私の仕事を見てほしいって思うようになって。だから本気で応援してほしいも言えるし、本気で仕事くださいも言えるようになったかな。

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忠地 それって、すごくいいことだよね。じゃあちょっとゆるい話をします(笑)今、一番楽しいことは何でしょう?

夏目 えー!…何だろう。学ぶことが楽しいかな。色んな人に会って話を聞いたり、映画を観に行ったり、知り合いが出てる舞台を片っ端から観に行ったり。そういうことしかしてない、最近(笑)

忠地 なぜ学びたいと思うの?

夏目 単純に、まだ全然学びが足りていないなって思うからです。もちろん一つ一つの仕事を全力でやっているんですけど、全力でやっても上手くいかないことが結構多くて。私、綾瀬はるかさんがすごく好きで、いつも現場に入ると「綾瀬さんだったらきっとこうやるだろうな」とか考えるんです。でも今の私は綾瀬さんに達しない。って言ったら大袈裟なんですけど、もっともっと上がいるから。

忠地 もっともっと上、か…。

夏目 舞台の裏方を手伝ったときに「こんな楽しそうに演技したりする人いるんだ」って思ったり、監督さんの集まりの飲み会とかでも「ここまで身削って借金背負って撮ってるんだ」って知ったり。そういうことに改めて気づいたのが大きいです。今までは下ばっかり見てて「あの人よりは頑張ってる」「あの人よりいい撮影しているからまだ平気」とかそういう気持ちだったけど、今は上を見てる。

忠地 夏目さんが誰にも負けたくないことってある?

夏目 何だろう…。うーん…。身近度?(笑)この仕事していようが、何の仕事していようが、同じ人間って思うんです。だからもし私のこと好きって言ってくれる人で悩んでいる人がいたら、その人の力になりたいって思うし、何かのきっかけで自分を知ってくれているんだったら、その人に寄り添いたいって気持ちがすごく強くて。その気持ちだけは誰にも負けたくないとは思います。多分、こんな感情はいらないんですけどね。上に上がっていくには。

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忠地 そこ、私も結構悩んでいて。上に上がっていくには身近度っていらないのかなって思いつつも、悩みを吐露するような文章書くとすごく反響があったりとか。バランスが必要だなーと思ってる。

夏目 バランスですよね。綾瀬はるかさんは身近だけど、手の届かない身近さ。でも、わたしが今身近さを出すと、Twitter上で知らない人からご飯に誘われたりするんですよ。そのバランスはすごく悩みますね。

忠地 夏目さんのInstagramのコメントを見ていると、ファンの皆さんがすごく夏目さんのことを応援しているんだなって実感する。

夏目 ファンっていうくくりにしたくないかも…。コメントを下さる人たちにもちゃんと名前があって、ちゃんと生活があるから。応援してくれる人たちがどういうことを楽しいって思っているのか知りたいし、上に上がれば上がるほどそれは無理になってくるけど、今はその気持ちを大切にしたいとは思う。

忠地 なんでそう思うんだろう?

夏目 自分が否定されて生きてきたからかな。容姿で判断される業界だけど、それ以上に大事なものがあると思う。もし自分の見た目で悩んでいるんだったら、その悩みは必要ないって本当に伝えたい。…上手く言えないけど。

忠地 なるほど。じゃあ憧れられたい、というよりは身近でいたい?

夏目 「しのちゃんも頑張ってるから私も頑張ろう」みたいな感じがいいな。でも憧れられることで知名度が上がったり、予算規模が大きくなったりもするから。だからすごく悩みます。

忠地 最初から大手事務所に入った人、とか「国民美少女グランプリ」とかに選ばれた人にはわからない気持ちかもしれないね。ちょっと違う道のりで進んできている気がするから…。

夏目 私も本当はそっちの道に行きたかったですよ。行きたかった…。でも負け惜しみかもしれないけど、この今の気持ちを知れて良かったなと本当に思う。

忠地 なぜ?

夏目 一時期、仕事に恵まれなくてツンケンしてたんですけど、その頃、本当に色んな人が離れていったんです。自分の性格も悪かったし、言ってもないことを噂されたりもして辛くて。そういう時期があったから今があると思う。たとえばSNSにいただくコメントもすごく見てます。「あ、〇〇ちゃんだ!〇〇さんだ!」って、名前を覚えたりもする。そういう感覚って芸能界における優等生ルートを通っていたら気づかなかったかもしれないから。

—-

忠地 今日、半日撮影させてもらったけど率直に、写真を撮られるってどういう気持ち?

夏目 あんまりキメキメにしたくないから、なるべく会話してたりとか、その人とデートしている気持ちで撮られている(笑)

忠地 何であんまりキメたくないの?

夏目 キメてキマる顔じゃないから(笑)っていうのは冗談で、日常を切り取った感じが好きだからかな。

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忠地 そもそも写真を撮られるのは好き?

夏目 撮られるの、好きです。

忠地 なぜ?

夏目 自分の表現の一部だからだと思います。写真で伝えることが好きだからかな。

忠地 何か伝えたいと思って撮られているの?

夏目 えー、「こういう人です」って(笑)

忠地 夏目志乃です?

夏目 はい、私が夏目志乃です(笑)

忠地 今日、私が撮影してみてどう思った?

夏目 基本わたし笑った顔が好きじゃないんです。目がなくなるし、ほっぺたがむにってなるから…。だから素で笑っていていいよっていう撮影がすごく新鮮だった。よく「すんってして」とか「悲しげな表情で」とか「嬉しい中でちょっと切ないを入れてみて」とか、そういう依頼をするカメラマンさんがすごく多いから、(笑)

忠地 嬉しいの中に悲しいを表現してって言うのは、いわば今の自分の気持ちじゃないよね。それを表現することに戸惑いはないの?

夏目 どの自分を引っ張り出して写真として表現するか、かなぁ。そんなに戸惑いはないかも。

忠地 私、モデルさんに感情を押し付けることにものすごく抵抗があって。たとえば「笑って」とか。

夏目 「笑って」は、喋ると笑えるからあんまり意識しないかな。前に「泣いて」って言われたのは…結構難しかった。

忠地 それは難しくて嫌っていう気持ちになるの?それとも挑戦してみようって気持ちになる?

夏目 例えば、架空のストーリーがあって、誰々と別れちゃって、それが悲しくて泣いちゃって…とかだと「できないかも」っていう気持ちになるけど、今、自分が悔しいこと・悲しいことで泣いてって言われたら、別に…はい。って感じ。

忠地 それって女優さんだからかな?

夏目 本当に悔しいことが多いからじゃないですか(笑)

忠地 なるほど。例えば?

夏目 …売れたい(笑)

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忠地 そこが面白いね。あんまりSNSに売れたい売れたいって書くわけじゃないじゃないですか。でも野望というか、内に秘めているものはあるんだね。

夏目 自分が売れたいという気持ちも強いけど、自分が売れることによって、これがいいですよ、あの人がすごく好きですよって言って、自分の先にいる人を見てもらえる。わたしがもっと売れていたら、この子の曲がもっと多くの人に知ってもらえるかもしれないのに…とか、すごく思う。

忠地 なんで、夏目さんはそう思うんだろう。私は他の人を知ってもらうために自分が売れたいってことはあまり思わないんですよ。結構、自己中心的というか…なぜ夏目さんは周りを知ってもらいたいって思えるんだろう?

夏目 客観的に見て、自分が今ここに立てているのって周りの人のおかげだと思っていて。周りの人のちょっとした言葉や想いで、今仕事ができている。だから周りに還元したいし、一緒に頑張っている友達の熱量を聞いているから、ちょっとでもこの人たちのためになるようにとは思う、かな。

忠地 これからもフリーランスでいたいと思う?それともまた事務所に所属したいって思う?

夏目 うーん。事務所を探して見つけて落ち着いて、っていうこの一連の時間がすごく自分では勿体無いって思っていて。自分で動いて「この子いいな」って思ってくれる人が一人でもいて、その人が夏目さんと働きたいって思ってくれたらすごくいいな。事務所に入ることも大事だけど、今は自ら動いていきたい。


夏目志乃/女優
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Staff
・hair & make:小野紗友美
・stylist:谷川夢佳
・photo & interview & text:忠地七緒
・衣装協力:NotreParc