自分に素直に生きるって?

最近、新しく決まる仕事が多くてうれしい日々も多かったけれど、その分決まったと思った仕事がいくつかリスケになったり(これ、メディアあるあるなんだけど、どうにかならないのかな。本決まりじゃないなら「本決まりじゃないです」ってちゃんと言ってほしい)、すごく不誠実な対応にハラハラさせられたり、仕事に気分を左右される日々が続いていた。私は仕事を進める上で、担当者ときちんとコミュニケーションを取れていることが大事なのだけど、もう一つきちんとスケジュール通り進み、レスポンスが遅くないことが大事なのだと気づいた。メールの返信が遅くて、遅くなったことに対するお詫びの言葉もない人ってたまにいるけど、一体何なのだろう?ってイライラしたり…。

結局「なんとなく良いかも…」でご一緒した仕事って、9割位の確率で苦労したり、嫌な思いしたり、仕事漬けにならざるを得ないスケジュールになったり、いいことない。フリーランスである以上、法律的に自分を守ってくれる人・企業もいないわけだから、自分で自分を守っていかないとな〜と思った。やりたい仕事(人物の撮影、インタビュー、雑誌・書籍などの仕事)に全力を注ぎ、そうでない仕事を断る勇気をより持っていきたい。

自分の気持ちに素直に生きる、という生き方が理想だけれど、それってめっちゃ難しいやんって思ったよ。だってやりたくないことでも妥協したり、頑張ってみたりするのって、意外と楽じゃない?自分は我慢する必要あるけれど、我慢なんて小さな頃から慣れているし、そういう価値観って日本社会で美徳とされている気がするから。

自分の気持ちに素直に生きる、ってすごく勇気のある決断だと思う。だって「やりたいことはやらない」という意志を表明することでしょう。その結果、失敗しても挫折しても批判されても自己責任。失敗するのも挫折するのも怖いよ、泣きたくないし、凹みたくないし…それならよっぽど、ちょっと我慢した方が人生イージーモード。

それでも、それでも。

私は自分の意志に素直に生きる方向性を模索したいなと思う。すぐに全て素直になるなんて、到底難しいけれど、少しずつ少しずつ。