元気がない日も、光を見つけたい

昨日、Instagramにストーリーズをあげたら、今までにない反響があった。

なんだか落ち込む日、イライラする日、無力感を覚える日。SNSやYouTubeを見ていると、その気持ちが加速することも。本当はそんなことないのに「自分なんて…」「あの人は恵まれてていいな」ってくさくさしてしまう。

ストーリーズをUPしたのは、昨日、私自身が疲れていたからで、そういった時でも無理なく摂取できて、小さな光を感じられるコンテンツを作りたいなあとずっと思ってる。意外とないんだよな〜。

私は結局アイドル動画に逃げ込むんだけど、万人受けするとは思えないし。笑 (昨日は思い切って仕事お休みにして、マッサージで体整えて、あややの動画をひたすら観てたよ)

しっくり来るのは音声コンテンツ。ラジオやPodcastは寝ながら摂取できる。ソファやベッドでだらだらしながら、気持ちが軽くなったら良いよね。写真と文の記事でもいいかも。

でも今の私にはそれを立ち上げるリソースがなくて、どこかの企業や媒体と一緒にできたらいいなと、皆さんの反響を見ながら思った。一人でやるより、誰かとやった方が広がっていくし続けやすい(ご興味ある方、ご連絡いただけるとうれしいです◎)。

ひとまずは、毎週書きためているこのBLOGの場が、小さな光になれば。

【メディア掲載】U35つくるひと事典

『U35つくるひと事典』にて最近の仕事や作品を紹介してもらいました。編集はお世話になりまくりなhaconiwaさん。

クリエイター紹介本って実はたくさんあるのだけど、haconiwa編集部の視点ってだけで、なんかもう安心安全楽しいわくわくって感じだし、同世代でこんなに美しい仕事してる方いるのか…!と激しく刺激をいただきました。

肩書きを変えてはじめての書籍。ここからご縁が広がっていくのも楽しみ。書店でぜひ手に取ってみてください。

写真家・1歳母のモーニングルーティン

朝、いかに集中して仕事を始めるか、というのが課題だった。夫婦だけのときは特段ハードルもなく普通に過ごせていたけど、子どもが生まれてからは、離乳食の米粒やおもちゃが散乱、着替えもままならない朝、が日常。

半年、試行錯誤して、ようやくルーティンにたどり着いた。

7時、起床。子ども&自分の着替えやごはん→遊ぶ。夫と分担しつつ、家族で楽しく過ごす時間を確保。6〜7時代に仕事しようと試したこともあったけど、起きられないし、子どもと一緒にいたくて諦めた。

8時、子どもの送迎と同時に家を出る。保育園送りは基本的に夫担当。私は徒歩5分ほどの木場公園へ向かう。

着いたら、森に入って、お気に入りの場所へ。かさかさ落ち葉を踏みながら、木を見上げる。ふうっと深呼吸。自分を中心に戻す、大事な習慣。そのまま散歩したい気持ちもあるけれど、とんぼ返りで帰宅。

8時15分。床に散らばる絵本やおもちゃをざっくり棚に戻して、家中の窓をあけて空気の入れ替えをして、掃除機をかける。洗濯をすることも。

8時25分、珈琲を淹れる。清澄白河に住んで、おいしい珈琲を飲みまくったことで、すっかり好きになった。豆から挽いて…なんてことは時間的に無理なので、ドリップバッグか粉から淹れる。湯を注ぐごとに集中力が増していく、ような気もする。

8時30分。仕事スタート。

子どもと過ごせる時間は、みっちり子どもと一緒にいる。そして自然にふれて、部屋を整えて、自分をまっさらに。最後に珈琲でスイッチを入れる。そんな流れが今の私のモーニングルーティン。

好きだから、苦手

わけもなく気分が落ち込む日がある。おそらくホルモンバランスの仕業なんだろうけれど。自分が何の力も持っていないような、まわりがキラキラして見えるような、そんな日。

Tokyo Art Book Fairが苦手だ(今週日曜日まで清澄白河の東京都現代美術館でやっているので、興味のある方ぜひ)。大好きで憧れている。だから苦手。

TABFが来ると「ああ、今年も出展できなかったな」って小さく後悔する。今年は一瞬出展するかどうか迷って、渋谷パルコでの月月展準備が忙しすぎて、そこまで至らなかった。

仕方ないのだけど、いつまでたっても出展側にまわれない自分がなんだか力不足な気がしてしまって。そんなこと、ないんだろうけどね。

”誰か”にならなくていい

1週間、仕事のペースを落として、自分と向き合っていた。

途切れなく仕事をしていると、本心を置き去りにしてしまう瞬間がある。私、この方向性でいいんだっけ?どういう写真撮りたいんだっけ?そういった小さなモヤモヤの積み重ねは、行動や表現の端々に現れてくる。

だから定期的に時間をとって、自分と向き合う。

仕事をガッツリ休むのが難しかったので、合間にひたすら考えていることや課題を書き出していった。書くことで、自分の本当が見えてくる。

今回、印象的だったのは「私は、私自身になっていきたい」という気持ちが出てきたことだった。薄々気づいていたことを、ようやく認めてあげられた感覚。

今までずっと「○○さんみたいになりたい」という目標を持っていた。○○さん、というのは時によって違うけど。

でも、当たり前だけど、私は○○さんではない。だからいつまで経っても○○さんになれない。そんな自分を小さく責めていた。「なんで、私はなれないんだろう」って。

違う、違う。私は、私の個性を濃くしていくことで、社会のためになっていきたい。人が生きる姿を、写真と文で届けることで、清々しくIt’s me!(私はわたし)として生きる人が増えていく。そういうこと。

誰かにならなくていい。私自身になっていけばいい。

そのために、私の作風で、私の内側から出てくる言葉で、表現していくこと。
そのために、このブログという場所を、ていねいに育てていきたい。