湿度、意外と大事

最近、日々を心地よく過ごすには、温度と湿度が大事なんじゃないかって思ってる。昨日の東京は曇りのち雨。湿度ムシムシ。朝からモチベーションが上がらず、もやもやだるだるしていた。

このまま仕事していても良いものを生み出せないことは、35年生きてるから分かる。ということで気分を変えるべく日本橋のK5のカフェへ。コーヒーを飲んで一息ついた時、もやもやだるだるが消えていた。

それは場所を変えたことも大きいけど、心地よい温度と湿度だったことも理由だと思う。暑すぎず寒すぎず、カラッとしているけど乾きすぎてない。

最近の保育園お迎えルーティン(お迎え→ご飯→お風呂→寝る)は、水・金曜が夫。つまり水・金曜の夜は私の自由時間。なのでその勢いのまま、たいめいけんでオムライスを食べて、誠品書店で気になっていた本を買い、和菓子屋「かんたんなゆめ」で一杯飲んで、リフレッシュ〜〜できた〜〜

環境を調整するって大切。湿度って意外と忘れちゃうんだよな。。除湿機を投入しようかしら。

改名、その後の話

今年7月、写真と文・七緒に改名した。今日はその後のお話を少し。こういう出来事の後日談って語られることあんまりないし。

受け入れてもらえるだろうかという不安と、より本来の自分になっていくんだという高揚感がないまぜだった発表から2ヶ月。驚くほどすんなり自分も周りの人にも馴染んだ。はじめから「七緒」だったのでは、と思うほど。

昔から知ってくれていた人も「七緒さん」って呼んでくれたりもするし(今まで通り「忠地さん」でもうれしい)。私は一瞬「七緒」と名乗ることに気恥ずかしさがあったけれど、今はすらーっと自己紹介してる。とっても清々しい!大好きな名前だから。ずっとこう名乗りたかったんだなって思う。

あんまりふれてなかったけれど、一応「フォトグラファー/ライター」という肩書も手放した。「写真と文」。これは肩書なのか?職業なのか?どっちだっていいと思っていて。写真と文にまつわることをする人、って伝わればいいの。

こないだ名刺交換した人に「写真と文って分かりやすくて潔いですね」って言ってもらえて、私の選択はきっと間違ってなかったって思えた。

ちなみによく質問を受けるのですが、写真と文のお仕事の割合。肌感覚としては、写真のみ70%、写真と文30%くらい。やっぱり写真家のアイデンティティが一番強い。

今、写真と文にまつわる新しい仕事がいろいろ生まれている。そのどれもが楽しみで、楽しみで。私は、私の大事なちからで、社会や企業や人の役に立っていけたら。

【Work】日本百貨店「ヒャッカのある暮らし」撮影、インタビュー

日本百貨店のウェブサイトで連載している「ヒャッカのある暮らし」。第8回目は両国にある本屋「YATO」の佐々木友紀さんをご紹介しました。

YATOを知ったのは『あわい』を制作した篠原紙工さんに教えてもらって。店に入った瞬間、この本屋…絶対おもしろい…!と静かに興奮したことを今でも覚えています。

いつか取材できたらと狙っていました(笑)こんなにすぐ叶うとは。お近くの方はぜひ行ってみてくださいね。→広がりは、救い。/「YATO」佐々木友紀さん

ヒャッカのある暮らし」は今回で一区切り。私のトーンで撮って書いてください、と言ってくださり、本当に私が会いたい人に会いに行き、人生とモノ選びについて聞かせてもらった1年間。

文字数、写真枚数などフォーマットを決める所から携わり、人選もぐいぐいと提案させてもらいました。周りの人の反響も大きかったな。

普通は取材して終わり、のことが多いけれど、この連載で取材させてもらった方は、こないだの月月展に遊びに来てくれた方が何人もいて。単なるビジネスライクではなく、ちゃんと人間として続いていく関係を築けたことがうれしい。

そういう仕事がしたかったし、これからもしていきたい。

声をかけてくださったホワイトノートさん、日本百貨店さん、本当にありがとうございました。また、いつか、どこかで。

母2年目、息子について書くこと

さて、お久しぶりです。月月展に集中したく、ブログをお休みしていましたが、ゆるゆる再開しようと思います。いやー、この2ヶ月いろんなことが起き、いろんな思いが巡ったので、少しずつ書いていきますね。

8月に息子が1歳になった。そのことについて思うことはたくさんあり、うれしいとか感慨深いとか最高とかラブとか色々あるのだけど、うまく言語化できなくて頭を抱えた。

なぜだろう、と気持ちを紐解いてみた所、シンプル。息子は息子の人生であって、私があれこれ話すのはどうなんだろう…?と考えているからだった。まだSNSやBLOGについて意思を持たない息子のことを、私の一存で書いたり写真を公開するのはどうなんだろう。

妊娠は私自身のことだから、自分で責任を持てばあれこれ書けた。だけど息子のことはセンシティブになる。だから母としてのわたしの気持ちを書いていけば良いのかなと思う。正解はないよね。その時その時で、迷いながら、悩みながら。

【Work】パルコクルーズ撮影

渋谷PARCOで著名人が買い物を楽しむPARCO CRUISE、撮影しました。全編フィルムで撮影しています。時間がタイトで、その臨場感が表れている気がします(笑)

インタビューも素敵なのでぜひ。今回はじめてご一緒したのですが、山崎尚子さんの文章すごく好きです。

前田敦子×MARC JACOBS/金沢まいもん寿司|“楽しむ心”を求めて。渋谷PARCOのファッションと食