記録するだけ産後ダイエット

産後、体型の変化に地味に落ち込んだ。

妊娠中の体重管理はそこそこ頑張った方(と思いたい)。プラス10kgにおさまり、産んだらするする減っていくだろうと思っていた。産後4ヶ月まで自然と8kg減っていき、このまま元に戻るかもと期待したけど、減少はそこでストップ。最後の2kgが落ちない。

顔のあごまわりがもたつく感じとか、お腹周りがでろーんとなっているのを見て小さくへこむ日々。小さな落ち込みはストレスとなり、お菓子やチャーハンや餃子などジャンクなものを食べて、また落ち込む。ああ、負のループ…。

そこで12月末から食べたものと体重の記録を始めてみた。方法はとっても簡単。食べたものと体重(お風呂に入る前に裸で計測)をiPhoneのメモアプリに記入するだけ。

すると1ヶ月で2kgすとーんと落ちたのだ。

記録することで食に意識が向くのがポイント。たとえばお菓子をたくさん食べた日は翌日体が重くなるから調整するようになるし、野菜を食べた翌日は肌ツヤが良いことを実感し、体にいいものを食べるようになる。目に見えて体重が減っていくのがうれしくて、たくさん散歩するようにもなった。

淡々と記録しただけ。だから精神的なストレスもないし、かかったお金もゼロ。日々の小さな微調整で、ありたい自分に近づいていくことを、実感できた貴重な体験。これもまた植物療法的な学びだなあ。記録するだけダイエット、おすすめです。


前田敦子の”月月”
雑誌『あわい』創刊

保育園”入園前”の仕事場問題

1月末で夫の育休が終わった。夫が5ヶ月育休を取得したことで、ゆるーく仕事復帰できたので本当に感謝…。でも夫が職場復帰し、子が保育園に入るまでの2ヶ月、私はどう仕事すればいいんだろうと悩んだ。

まず子を見てくれる人。できれば週3日は仕事したい。夫婦で相談の結果、①夫の有給、②実家の母、③保育園の一時預かりサービスを活用することに決めた。③は生後2ヶ月頃から不定期で数時間預けていて、子も慣れているので安心。

次に仕事をする場所。①②は家に子がいるのだけど、子がいる自宅で仕事をするのは不可能に近い。かわいいから遊びたくなっちゃうし、泣き声をBGMに集中するのは難しい。

そこで思い切ってシェアオフィスを契約した。子が家にいる日(①②)はシェアオフィスへ。子が保育園に行く日(③)は家で。たまたま「週2回・24時間利用」というコースがあって、どんぴしゃで即契約を決めた。

フリーランスで仕事していて、保育園”入園前”(最近はコロナで休園もあるかな…)でどう仕事すればいいか悩む人、きっと多いと思う。子どもを誰が見るんだ、どこで仕事するんだ…。子どもと一緒に過ごすのは幸せだけど、仕事もしたいですよね。

私はこんな選択をしてみました、という一例を書いてみました。その時、その時の状況に合わせて、一番いい形を模索する。その繰り返しだー!


前田敦子の”月月”
雑誌『あわい』創刊

居場所の見直し

そろそろ住む場所を変えようと考えている。唐突に決めたことではなく、この2・3年、じわじわと考え続けていたこと。移住なんて大層なものではなく、東京の仕事も大好きなので、東京の近くで、今より少し空が広くて、山か海が近い場所に。

大学時代から数えるともう20年近く東京にいる(大学のときは実家から通っていた)。新しいお店、おしゃれなファッション、大好き。カフェラテ、美術館、清澄白河、大好き。だけど、ここらで一度変えてみたい。

2年前に植物療法と出会い、自然とつながる心地よさを体感したこと。食に興味が出てきて産地に近い場所で生活したいこと。暮らしを誰かからの供給だけで担うのではなく、自分で作ってみたいこと。他にも理由はいろいろ。

私はどんどんわたしになっていく。ピュアにピュアに。


前田敦子の”月月”
雑誌『あわい』創刊

不機嫌になったら、ご機嫌を積み重ねる

さて、前回の記事で子どもの体調が優れず、心と体がちぐはぐになった話を書いたのだけど、この記事を書いている今、夫の体調に陰りが。。

私が仕事できるのは育休中の夫が子どもを見ているからで、その前提が崩れると色んなことの歯車が回らなくなる。仕事はできない、家事・育児は100%私に…。

今日は楽しみにしていた家族写真の撮影日だったこともあり「自分の体調管理くらいしてよ」と、苛立ちを隠せなかったし、でも子どもはかわいいし、部屋は荒れていくし、はー、心が乱れる。笑

でもまあ苛立っていても事態は悪くなるばかり。子どもを意気揚々と抱っこひもに入れて、蔵前に散歩に行き、以前取材したprotoさんでかわいいピアスを買い、菓子屋シノノメでレモンクッキーを買ったら気持ちが落ち着いた。

不機嫌になったら、ご機嫌を積み重ねる。いい修行をさせてもらえたってことで。


前田敦子の”月月”
雑誌『あわい』創刊

頑張りすぎる自分をセルフケア

先週。子がはじめて高熱を出し、救急で病院にかかって、1日で熱は下がったものの胃腸かぜになって、また病院に行って。ミルク量が減ったり、泣く時間が増えたり、いつもと違う様子に気が休まらなかった。

そんな中、仕事でいろいろな案件が動きはじめ、もう楽しくて。脳みそフル回転ぴゅーんって邁進していたら、一昨日の夜、首肩腰がカッチコチになってしまった。少し動かすだけで痛みが走って、気持ちがぐんと落ち込む。

ああ、私、頑張りすぎてた、とようやく気づく。やることが多くて、体に無理をさせていたんだ、と気づく。体が本調子じゃないと心もうまくいかない。一昨日の夜、夫と些細なことでケンカして、さらに”くさくさ”した気持ちに拍車がかかる。

そんなときは、セルフケアに限る。

昨日、昼寝を数時間させてもらい、気分転換に1時間散歩し、湯船にゆっくりつかって、お手製バームで首肩腰をもんだら、体の痛みが少し和らぎ、結果、気分が晴れた。

どうしても頑張ってしまう。誰かの期待に応えようと無理をしてしまう。染み付いた癖はなかなか直らない。でも数年前と違うのは、頑張ったあとのリカバリー=セルフケアを身につけつつあること。一足飛びに何でもできるようにはならない、心身を整えるのも少しずつ、少しずつ。


前田敦子の”月月”
雑誌『あわい』創刊