写真集『Ambivalence』書店ツアーin関西を終えて。

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ということで、写真集『Ambivalence』の書店ツアーin関西を無事終え、帰りの新幹線の中です。

松本に引き続き、関西も、ものすごおおおおおおおく楽しかった。

たくさん書いているけれど、昨日は京都の「恵文社一乗寺店」に写真集を置いてもらえたことが幸せだった。書店員さんとも色々お話できて、今後の作品制作につながりそうなお話も聞けたり。その後、アーティストの野村佳代さんとお話して、すごく励まされて。

今日。朝からマガザンキョウトの岩崎さんとお話できたのがうれしくて。

そして実は関西に来る前に「大阪のスタンダードブックストア心斎橋に写真集置いてもらえたらうれしいな〜」と思っていました。藤原印刷さんにご紹介いただいてご連絡が繋がったのが昨晩。思い切って、朝、京都から大阪に行ってきました。本当に行って良かった。本の品揃えやコンセプトもさることながら、代表の中川さんとお話できたのが最高だった。気付けば色々悩みを相談してしまっていて…。やはり女の子を撮ること。そして撮って書くことで伝えていくこと、という進路は間違っていないかも…。と自分の未来を肯定できた気持ちになった。「一般的なフォトグラファーになれないのがコンプレックスなんです…」と話したら「一般的なフォトグラファーなんてどうでもええねん。そっちの方向に進む人は進めば良いし、独自路線の人は独自路線で。いろいろ言ってくる人いるかもしれへんけど、大きなお世話やからな。笑」という言葉をいただいて、勇気をもらえたのでした。

そして最後に「ホホホ座三条大橋店」さんに納品して、恵文社一乗寺店のスタッフさんに紹介してもらった喫茶葦島に寄って終わり。

まさに弾丸ツアーでしたが、20冊持っていった写真集を全てお渡し&販売することが出来て、実りの多い2日間でした。

松本、京都・大阪と足を運んで思ったのが、当たり前ですが「人と会って話すのは大事」ということです。写真集を本屋さんに納品する時、足を運ばない選択肢だってあるんですね。郵送すれば書店さんは受け取ってくださるので。でもわたしはどんなに遠くても出来る限り足を運ぼうと決めました。それは知り合いからのアドバイスでもあり、自分がもし本屋さんなら来てくれた方が嬉しいし、愛着が湧くと思ったから…。大切な人たちと想いを込めて作った写真集、だれかの手元に届くまでが作り手の責任(というと堅い感じだけど…)なのかなと思います。

写真集を作れて本当に良かったです。この写真集を作ったから出会えた人がたっっっっっっくさんいます。制作チームの皆さんもそう、クラウドファンディングで応援して下さった方々もそう、書店の皆さんや応援してくれている人もそう。どうか引き続き、わたしたちの写真集が、皆さんの日々を照らすお手伝いをしてくれますように。