ポートレート撮影とインタビュー執筆をどちらもしていると話すと、たまに驚かれることがある。撮影もして、執筆もするってどういうこと?!ってなるみたい。どうやってそのスキルを身に付けてきたか、はまたどこかでお話するとして…その二つは私にとってほぼ同じなんです、ということを伝えたい◎
どちらも人とコミュニケーションを取って、その人の魅力をすくい上げるんです。著名人のポートレート撮影はとにかく時間勝負。5分…もっとすごい時は2〜3分で撮らないといけない…とにかくその人と呼吸を合わせて撮るしかない。瞬発力。
一方インタビューは短くても20分くらいは時間をもらえるし、話を聞き終わったあと、執筆という作業があるから長く相手の言葉に対峙できる。こちらは持久戦。
一瞬で撮るポートレート写真。
取材から入稿まで長く相手のことを考えて執筆するインタビュー記事。
方法は違えど、相手の魅力をつかんで、届けるという…やっていることは一緒。だから私は撮影もインタビューもするんだと思うし、天職なんだと思う。