目の前にいる人…特に女性を肯定したい。
そう思うようになったのはいつからだろう。
自分自身に自信がなかったことは大きいし、スクールカースト(主に容姿と社交性)ですべてが決まる学生時代に窮屈さを感じていたのもそう。私が撮った写真を見た女の子が「私じゃないみたい(にきれい)!」って心の底からうれしそうにする瞬間を数えきれない程見てきたのも大きいんだろう。
みんな、自分に自信がないって言うし、写真を撮られるのも嫌がるけれど、何だか不思議だなぁと思う。だって自分のこと好きでいられるのって最終的に私だけじゃない?親、パートナーなどに愛されるというのも一つの価値だけれど、人はやっぱり一人だから。
「わたし、わたしのこと好きなの!」って笑顔で話せる女性を一人でも増やせると良いな。大っぴらに言えなくても、ひそかに自分の見た目、生き方、その他自分を構成するさまざまなことに誇りを持てる女性を増やしたい。そういう想いを核にして仕事を選んでいきたいし、仕事を作り出していきたい。写真と文章を活かして。
何より私自身が私を肯定できる生き方をしたい。未熟な所も多いし、間違うこともあるけれど、自分の気持ちに素直になって、変化をやわらかく受け止め、芯は強く。人としてチャーミングでありたい。