「喫茶 隙間」@hako gallery を終えて。

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3/10「喫茶 隙間」無事終了しましたー!終日雨だったのでお客様来てくれるかな、と心配していたのですが、オープン直後から一度も途切れることなく人が来てくれて、途中、増席するほど。とても楽しい一日になりました。

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私は「悔しいくらい愛おしい毎日」から6点展示しました。2年前の春からコンパクトフィルムカメラを片手に撮っている日々。今まできちんと展示したことがなかったからちょっとドキドキしたけれど、お客様からは「何気ない日常を肯定してくれる」「考えさせられます」「写真に癒やされました」など感想をたくさんいただけて。ただ自分のために撮っていた作品が誰かの心を動かすこともあるんだ、と自信になりました。これからも撮り続けて、また展示したいと思います。

写真はすべて暗室で焼きました。アシスタントさせてもらっていた頃、ベタはよく焼いていたのですがプリントは初めてで。学びが多く、とてもいい機会でした。写真の白フチに自筆で言葉書き添えたのも良かったな。

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「喫茶 隙間」に参加して思ったこと。

今まで個展ばかりで、誰かと一緒にやるって楽しいな〜〜と実感しました。元々会場である代々木上原のhako galleryはよく足を運んでいていつか展示したいと思っていた所、知り合いの+COFFEEさんがこういうイベントを主催すると聞いて。珈琲(+COFFEE)菓子(iplikana)音楽(paniyolo)の3人の企みに思い切って飛び込んでみたら世界が広がりました。それぞれの表現、それぞれのお客様が混じり合って、本当にいい空間だったな。

また、写真を生で見てもらうことの楽しさ。SNSのいいねだけじゃ伝わらない感想をたくさんいただけて。ときには「ライフスタイルも含めて憧れています」なんて声も聞かせていただいて。恐れ多いけれど、生活も含め表現だと思っているのでうれしかったです。

最後に、これからもっと作品を撮っていこうと確信しました。なんだか色々とうまくいかないことも多い2020年冬でしたが、現状を打破できるのは作品だ、と。私は今も昔もアーティスト気質では全然なく、それがなんとなく自分のストッパーになっていました。でも展示して私の写真をいいと言ってくれる人がいる。それは撮り続ける理由になる。

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なんだか久しぶりに自分でエイっ!って挑戦したことだったな。楽しかった。この調子でどんどんチャレンジしていこう〜!