改名、その後の話

今年7月、写真と文・七緒に改名した。今日はその後のお話を少し。こういう出来事の後日談って語られることあんまりないし。

受け入れてもらえるだろうかという不安と、より本来の自分になっていくんだという高揚感がないまぜだった発表から2ヶ月。驚くほどすんなり自分も周りの人にも馴染んだ。はじめから「七緒」だったのでは、と思うほど。

昔から知ってくれていた人も「七緒さん」って呼んでくれたりもするし(今まで通り「忠地さん」でもうれしい)。私は一瞬「七緒」と名乗ることに気恥ずかしさがあったけれど、今はすらーっと自己紹介してる。とっても清々しい!大好きな名前だから。ずっとこう名乗りたかったんだなって思う。

あんまりふれてなかったけれど、一応「フォトグラファー/ライター」という肩書も手放した。「写真と文」。これは肩書なのか?職業なのか?どっちだっていいと思っていて。写真と文にまつわることをする人、って伝わればいいの。

こないだ名刺交換した人に「写真と文って分かりやすくて潔いですね」って言ってもらえて、私の選択はきっと間違ってなかったって思えた。

ちなみによく質問を受けるのですが、写真と文のお仕事の割合。肌感覚としては、写真のみ70%、写真と文30%くらい。やっぱり写真家のアイデンティティが一番強い。

今、写真と文にまつわる新しい仕事がいろいろ生まれている。そのどれもが楽しみで、楽しみで。私は、私の大事なちからで、社会や企業や人の役に立っていけたら。