昨日まで風邪を引いて寝込んでいた。子どもから風邪をもらうのは久しぶりで、2日つづけて高熱が出て、一度下がったと思ったらまた上がったり、となかなか翻弄された。
風邪を引いた時、できることは意外とシンプルだ。眠る、汗や老廃物(鼻水など)を出す、食欲があるなら食べる、その繰り返し。それを素直にやってやってやって、今朝ようやく”抜けた”感覚があった。
それは単純に熱が下がったなどの症状の緩和に加え、心身の軽さが風邪以前と違っていた。なんだか力みが取れているような、ふわふわとスキップしたくなるような、心地よい感覚。
風邪のさなかは辛いしかない。頭は重く、仕事は滞り、部屋は荒れ果てていく。今回の荒れようは絶望的だった(笑)
でも、そこを超えると、ちゃんと得るものがある。もしかしてちょっと張り切りすぎてたかなあ。子どもに目を向けきれていなかったかなあ。
そんなことを考えながら木場公園を散歩していたら、雲の間から光がさしてきて、なんだか少し春に一歩近づいたような、そんな陽気。
1月22日は新月。私も生まれ変わったような気持ちで、この文章を書いている。