周り道もするけれど、それでも毎日頑張っている人がいる

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雑誌『nice things.』の取材で島根、鳥取、兵庫を巡っていました。見たもの、出会った人の魅力は誌面でお届けするので割愛するとして、個人的に感じたこと。今回インタビューした半数以上の人が自分と同世代(20代後半〜30代前半)で、いよいよ自分たち世代の波が来ているのか、とうれしくなりました。

つい最近まで私はなぜか40代、50代で活躍している人に憧れをいだき、その人たちに追いつけない自分をもどかしく感じていたのです。でもふと気づきました「いやいや、同世代に目を向けようよ」と。

経験も培った年数も上の人を見て落胆している時間がもったいない。同世代で面白い人はたくさんいるはずだから、そういう人たちと一緒に何かできれば良いのでは?と。取材が3〜4時間ということもあって、じっくり話を聞けたことで、人と人との関係性を築けた気がするし、仕事も住む場所も違えど感覚や考えに共通点があって「色々周り道もするけれど、それでも毎日頑張っている人がいる」ということに救われました。

今回のご縁がまた別のご縁につながる機会もありそう。人に会って、話を聞いて、写真を撮って。その人の気持ちや想いを整理してラッピングして届ける。その結果、取材対象者にも読者にも喜んでもらえる。ベタな言い方だけど天職。ずっと続けていきたいと思える仕事に出会えて本当に幸せです。