産後がもうすぐ終わる

最近「そろそろ産後が終わるなあ」と感じている。人によって産後の定義はさまざまで、新生児期という人もいれば、数年経っても産後という人もいるだろう。

私は産院の検診がすべて終わった今週、ああ〜産後終わるなあと実感した。昨年1月から毎月→隔週→毎週通い続けた病院&先生。最後の検診で大きくなった子(もうすぐ6ヶ月!)を見せることができて、一区切りついた感。

保育園の面談に行き、4月からの生活が現実味を帯びてきたのも大きい。妊娠中からリサーチを重ね、行くならここ!と願っていた所に運良く入ることができた。慣らし保育のスケジュールや準備物の相談をしていて、ああ、ついに保育園入るのね、と。

髪の毛を切って、体重はもとに戻り(体型は戻っていないけどね…)、着たい服を着られるようになり、気持ちのアップダウンに悩まされることも少なくなり。仕事ではあたらしい企画がいろいろと進んでいる。


自分史上、一二を争うレベルで自分自身をコントロールできず、苦しかった妊娠・出産。それほどではないにせよ、心身のダメージや慣れない育児にあたふたした産後。

そこからまた、新しいステージへ。

子どもがいない人生もいいかなと思っていた私はとんでもなく子にでろでろ。自分の子に加え、だれかの子や会ったことのない子も全部かわいい。愛情がぼっふぁーんって広がりまくり。

なるようになるし、これからもきっとうまくいく、そう信じてる。一人だった私は、ふくふくおなかがふくらみ、二人の影になった。そんな些細なことがなんだかとってもうれしい。もうすぐ春。


前田敦子の”月月”
雑誌『あわい』創刊