まずは「体」に目を向ける

先々週、子の風邪がうつり、声が出なくなり、気持ちも落ち着かなくてせかせかしていた。そんな中、知り合いとLINEしていて、衝動的に書かなくていいことを送ってしまった。

普段はそういう衝動を理性でコントロールするのに、体がこわばって思考停止状態で、そのこわばりを吐き出した感覚だった。吐き出した瞬間は楽になったけれど、そこそこな後悔におそわれた。

翌日、月1で通っている整体の先生に体を見てもらったら「ガチガチですよ、なにかありましたか?」と。一連の流れを話したら、それは体調不良や心配、仕事などいろんなものを背負いすぎて、重さに耐えきれなくて、出ちゃったんでしょうね、と。体は正直ですから、と。

頭ばかり働かせて、体を置きざりにしてたなあ。その状態が苦しくて、出ちゃったんだろうな。この経験から、何かしたい時、まずは体の声を聴いて、体にアプローチした方が効果的だと痛感した。

こわばりをすっきりしたいなら、首をセルフマッサージしたり、肩甲骨をストレッチしたり、ベランダで深呼吸する。落ち着きたいなら、体を温める(足元・お腹)、呼吸を深くする、ゆるむ効果のある精油をかぐ、自然の中に身を置く。パフォーマンスを最大化したい時は、整体で体を整える、交感神経が優位になるハーブティーを飲む、など。

今までは「頭で考えて→体が動く」ととらえていたけれど、もしかしたら体が先で、動きに思考が影響されているのかもしれない。まずは体、体、私。