まずは、受け止める

子どもと過ごしていると、先に受け止めることの大切さを実感する。

たとえば、どうしても手が離せなくて、子どもが泣いてしまった。そんな時、手が離せなかった理由(要するに大人の都合)をこんこんと説明しても、涙は止まらない。

「本当は自分を見てほしかったのに、見てもらえなかったことが悲しかったんだね、寂しかったんだね」と声をかけて、気持ちを受け止める。すると、次第に気持ちが落ち着いてくる。その上で、手が離せなかった理由を説明する必要があれば話せばいい。

今朝、まさにそういうことがあって、子どもの気持ちを受け止めた瞬間、すっとフラットに戻った感じがあった。妊娠中、つわりがあることを受け止めたら、少し症状が軽くなったのも、多分同じ。

どうしても、自分の都合を通したくなるけれど、まずは、受け止める。そうすることで、いろんなことがうまく回るのかもしれない。