毎日が記念日

赤ちゃんがこんなに毎日成長するなんて知らなかった。

1週間前から何かできるたびにGoogleカレンダーに記録しています(参考にしたのはこちら)。涙を流した日、ものをつかんだ日、指しゃぶりをした日。毎日、毎日、変わっていく。

今日はどんなことができるようになるかな。明日は、一週間後は、一ヶ月後は、一年後は。きっとこれって赤ちゃんだけじゃない。大人になっても毎日成長できることはある、はず。私は「まずはすぐとりかかる」を最近心がけています。

出産前は「赤ちゃん=お世話する相手」というイメージでしたが、とんでもない。一緒にいて学びになることも多い。子を産むことで何を失うんだろうって心配していたけれど、むしろ新たな要素が加わって、自分自身も成長の伸びしろを見つけた感覚。

前は子ども写真を撮ることはなかったけれど、今は我が子の写真を毎日撮っている。これも何かの成長につながるかもしれないなあ。


前田敦子の”月月”
雑誌『あわい』出版

身近な人ほど大切に

当たり前に思えて、なかなか難しいこと。

夫が育休を取っているので二人で育児をしているのですが、数週間前、なかなか大きめな喧嘩をしました。内容なんて覚えていないほど些細なこと。お互い感情的になってヒートアップ。

二人暮らしだった頃は、数日口をきかなくてもまあ生きていけたけれど、子が生まれてからはミルクの準備、沐浴、泣いたときの対応、家事など協力しないといけないことがたくさん。喧嘩を機に生活がうまく回らなくなってしまいました。

そこで痛感したこと。夫婦仲良くないと子に影響を及ぼしてしまう。というか夫婦仲良くいられたら、子はもちろん、私たちの生活も穏やかになる。じゃあ身近な人を大切にすることが日々の幸せに一番直結するよね?と思ったのです。

不思議ですよね。私たちは普段、たまーに会う友人とかクライアントとか一定の距離がある人には丁寧なコミュニケーションを積み重ねていけるのに、近い人ほど「分かってくれるはず」なんて甘えて、おざなりになってしまう。そしてぶつかってしまう。

たとえば何かしてくれたら「ありがとう」の一言を。10分でいいから二人で話す時間を持つ。身近な人ほど大切に、丁寧に。


前田敦子の”月月”
雑誌『あわい』出版

片耳はラジオ

機嫌よく子育てするのにラジオが欠かせない。中学の頃からオールナイトニッポンを聴くほどラジオ好きではあるのですが、子が生まれてからラジオ愛が加速しています。

子を抱っこしているとき、ミルクをあげているとき、寝かしつけのとき。たいてい手がふさがるから、何もできない。一つの動作は細切れでも一日トータルで数時間。楽しい時間にしたくて片耳だけイヤフォンをセット(両耳で聴いちゃうと子どもの声聞こえないので)。気分転換できるし、社会とつながっている感覚を取り戻せます。

好きなのはお笑いと暮らし系。「オードリーのオールナイトニッポン」「ハライチのターン!」はマスト。人を傷つけない笑いが楽しいんだよなあ。お笑いじゃないけど「安住紳一郎の日曜天国」は安住さんのシニカルひょうきん面が存分に表れていて、番組冒頭だけ聴いています。

暮らし系は「チャポンと行こう!」に臨月からハマりまして。「北欧、暮らしの道具店」の店長・佐藤さんとよしべさんのおばちゃんトークが最高、元気もらえます。たまにNEXTWEEKENDの「チームガルテンの #こそっと言いたい」を聴いて、よーし頑張ろう!って力をもらったりも。

昨春、最初の緊急事態宣言が発令されたとき、私も「写真と文章と、すっぴん話。」というラジオ(stand.fmPodcast)をスタートし、そこから知ってくれた人が少なからずいました。今はお休み中ですが、ラジオって楽しい、ラジオってやさしい。復活したいなあと自身の経験を通じて、その気持ちを強くしています。


前田敦子の”月月”
雑誌『あわい』出版

光と祝福

8月の終わり、男の子を出産しました。はじめての妊娠、出産、子との生活。何から話せばいいか見当もつかないくらい、色々なことが起きて、色々な感情がめぐって、それでもどうにか機嫌よく過ごすために一生懸命、そんな感じ。

元々どちらかというと「子どもがいない人生が良いかな〜」と思っていて、妊娠中は体調も心もぐらんぐらん揺れ動いて、臨月は体も重く、出産への恐怖もそれなりにあり。

でも長い時を経てようやく出会えた我が子は言葉では言い尽くせないほど愛しい。「毎日寝不足だしどんどん新たな現象出てきてしんどい」⇔「めっっっっちゃんこかわいいいいいい」を行ったり来たりしています。新生児のにおいやさしくて最高だ…。

妊娠をお知らせした記事でこんなことを書きました。

妊娠・出産という経験を経て、私は変わるのでしょうか?案外変わらないのでしょうか?

今のところあまり変わっていないなあという実感です。人生観がガラリと変わった!とかそんなこともない。妊娠前からの地続き上に今がある。むしろ変化しない部分が浮き彫りになっていて興味深いです。変わらず白いワンピースが好き、カフェラテが好き、本を読んだりラジオを聴いたりするのが好き、早く仕事したい。笑

ただ大事なものが一つ増えたのは間違いなくて。これから子と一緒にどんな景色を見るんだろう、どんな話をするんだろう、どんな影響を受けるんだろう。

子との生活から学ぶことや「え!こんなこと起きるの」ということが多くて、とっても興味深いので、ゆるゆるとblogに綴っていきたいと思います。


前田敦子の”月月”
雑誌『あわい』出版

【Work】日本百貨店ウェブサイト連載スタート

日本全国のスグレモノが集まる「日本百貨店」さんのウェブサイトで連載を持たせていただくことになりました。タイトルは「ヒャッカのある暮らし」。こだわりを持って暮らす人のもの選びや習慣を紹介していきます。

第一回は蔵前にある器を中心としたセレクトショップ「proto 器とタカラモノ」店主の樋口嶺さんを取材しました。手に取る基準は”人を感じられるかどうか”と語る樋口さんの想いを写真と文で紐解きました。

静謐感や世界観のある表現になっているのでは…と手前味噌ながら思っています。取材は臨月直前に行い、大きなおなかでお話を聞いたり、写真を撮ったことすごく思い出に残っています。

制作スタッフの皆さんも大好きな方ばかり。愛情をぐーんと込めた連載、ぜひお楽しみください。

人を感じる、もの選び。/「proto器とタカラモノ」店主・樋口嶺