
デザインスタジオaioiの深澤侑悟さん、撮影しました。
プロフィール写真って、シンプルで、難しくて、とてもやりがいのある撮影です。だって、その人の生きる姿がありありと現れるから。
抱えている想い、ありたい未来など、対話を重ねた結果、クライアントが当初想定していなかった場所やトーンをあえて提案することもあります。
今を残すというより、未来に近づくための今を導き出す感覚。
清澄白河に長く住む彼に提案した場所は、東京都現代美術館。雨上がりの空気感が、これ以上なくぴったりでした。
デザインスタジオaioiの深澤侑悟さん、撮影しました。
プロフィール写真って、シンプルで、難しくて、とてもやりがいのある撮影です。だって、その人の生きる姿がありありと現れるから。
抱えている想い、ありたい未来など、対話を重ねた結果、クライアントが当初想定していなかった場所やトーンをあえて提案することもあります。
今を残すというより、未来に近づくための今を導き出す感覚。
清澄白河に長く住む彼に提案した場所は、東京都現代美術館。雨上がりの空気感が、これ以上なくぴったりでした。
一人で働くのが一番。その気持ちが少しずつ変化していったのは、出産が大きなきっかけだったと思う。
たとえば妊娠中。機材を持つのが難しくて、都度、誰かを頼る必要があった。書くのが遅くなってテープ起こしを別のライターさんにお願いしたり、出産直前は夫にアシスタントしてもらったことも。
仕事自体もだいぶ変わった。単発のお仕事が多かったけれど、産後は半年や年単位で時間をかけて、チームで仕事をしていく機会が増えた。
突っ走ってきた今、ふと周りを見渡してみたら大切に育てたいご縁がたくさんあり、一人じゃない形を模索したくなった。
3年前から時々、仕事をお手伝いしてもらっている人がいる。
スタジオアシスタントを経験後、ブツ撮りを得意とするカメラマンに師事し、独立。書籍・カタログ・WEBなど幅広い媒体で活躍している。
おだやかな人柄と豊富なスキルに甘えて、大事な撮影の時は支えてもらっていた。でもふと思ったの。ずっと助けてもらってきたけど、フラットな関係性で仕事できたらもっと楽しいのでは、って。
彼の事務所に遊びに行き、クリエイティブパートナーのことを相談したら、快諾してもらえた。やったー!
特に何かが大きく変わることはないのです。基本はいつもどおり一人で。加えて「私の苦手=彼の得意」なので、仕事の幅がびよーんと伸びる感じ。
・きっちりした物撮り
・精度の高いレタッチ
・ライティングを生かした撮影
こんなことができるように。私が人物を撮影し、物撮りを彼にお任せすることで、人・物トータルでビジュアルを撮り下ろすこともできるし、肌や細かい色合わせなどレタッチの精度もぐんと上がります。ライティングありの撮影もお任せあれ。
これからは大切な人と、互いにプラスになる関係性で仕事をしていく。搾取することなく、みんなうれしい形。一人ひとりと対話し、その人ができることを生かす形。きっと、できる。
特に編集者さん、ライターさん、デザイナーさん、事務仕事が得意な方との出会いを求めています。ピンと来たらいつでもお問い合わせください。
余談1:以前、大塚くんにライティングを相談したら、丁寧な資料を10枚以上作ってくれた。すばらしい知識量と完成度に拍手。
余談2:妊娠中、助手席に同乗してもらうために、自宅まで来てくれたことが何度もある。当たり前のように助けてくれる姿勢、本当に尊敬しています。夫は彼のことを神と呼んでいる。
突然だけど、この仕事をはじめた最初のきっかけはコミュニティメディア「NEXTWEEKEND」だった。
7〜8年前、私がインスタで朝時間の過ごし方を投稿していた頃、たまたまNEXTWEEKENDがコラボする美容雑貨のアンバサダーに選んでもらえて「こんな私にもできるんだ」と小さな自信をいただいた。
その頃から代表・村上萌さんの生き方に影響を受けていて、ありがたいことに一緒にお仕事をするようになった今でも変わらない。
昨年「写真と文」と肩書を変えて、新たなスタートを切った。長く大切にしたいプロジェクト、時々飛び込んでくるチャレンジングな案件、一つひとつに丁寧に向き合って、お仕事をしている。
でも、ひとりで頑張り続けるのは、一区切りかなと思っている。
写真を撮ること、文を書くこと。その2つでさえ、実はできないことがいっぱいある。たとえばキッチリしたブツ撮りが苦手、専門知識が必要とされる原稿は苦手。苦手が多いゆえ得意を際立たせてきたけれど、苦手だから避けてきたことも多い。
でも、その”苦手”を誰かの力を借りてできるとしたら。もっと柔軟にクライアントさんの希望にこたえていける。
じゃあどんな形で?思い出したのが「NEXTWEEKEND」だった。社員数を増やし、拡大することを目的にせず、その時の状況に合わせて、大切な仲間を増やしていく。
その人ができること、得意なことに合わせて、仕事を作っていく(と、何かのインタビューに書いてあった)。それでいて、社長の村上さんと社員さんは役職的には上下だけれど、はたから見ているとチーム、仲間という感じ。
それぞれが、それぞれの持ち場で、個性を発揮して働いている。お仕事するたび、その関係性がいいなあって。
私がこれから作りたいのは、写真と文のクリエイティブスタジオ。デザイン事務所、みたいな感じをイメージしてる。
1人で完結できるものは、今まで通り1人で。1人より一緒にやった方が良いものは、パートナーと一緒に。アシスタントという縦の関係ではなく、フラットに。信頼できる人と、得意を生かして、一緒にお仕事してもらう。
この構想に辿り着いた時、真っ先に思い浮かんだ人がいる。相談してみたら快諾してもらえた。やったー!彼に力を貸してもらえると、できることの幅がぐんと広がる。詳しくは来週書きます。読んでね。
40歳までの5年間。今までがむしゃらに育ててきた木々を組み合わせ、家を作っていく時期なのかなと思う。少しずつ少しずつ、私らしく、手の届く範囲で。
今週、女の子の撮影が続いて、思ったこと。本当に向いていることは、自分も誰かも幸せにできるなあ。
「私は何が向いてる?」模索し続けた20代だった。フルマラソン、富士山登山、インド旅…。いわゆる”自分探し”と呼ばれることは一通り飛び込んで、その度に「面白いけどなんか違う」の繰り返しだった。
向いていることは、変な力みがいらない。
向いていることは、自分のままでいい。
それでいて、とても喜んでもらえる。
女の子を撮らせていただく度に、そうだよね、そうだよねと思う。
じゃあ、向いていることはどうやって見つけていくんだろう。どうやって見つけたっけ。
・頼まれなくても自然とやっていること
・暇な時についやっていること
・お金が発生しなくてもやりたいこと
そんなことが鍵になると思う。損得とか頭で考えてどうこうじゃなくて、自然と体が動いてしまうこと。
たとえば私は学生時代からアイドルが好きで、毎晩アイドル動画を漁っていた(今も。笑)。当時、写真を撮ったこともないのに「私が女の子を撮ったら絶対かわいく撮れる」という謎自信があった。
みなさんもきっと、そういうことがあると思う。たとえば私の夫は頼んでもないのにカレーのスパイスを調合して、週末にスパイスカレーを振る舞ってくれる。仕事につながっているわけじゃないけれど、家族を幸せにしてくれる。本人も楽しそうだ。
向いていることを見つける時の意外なポイントとしては…
・自分にとって当たり前のこと
(女の子動画を見るのが当たり前過ぎて仕事にするなんて考えもしなかった)
・「憧れ」とは別の所にあることも
(もともと雑誌編集者に憧れていたけれど、向いていたのは撮影と執筆だった)
外側からではなく、まずは、自分を見つめること。結果、見つけたものが「こんな些細なこと?」「なんか地味だなあ…」そう思ったとしても、磨けば、ぴかぴか光るよ。大丈夫。
3者に共通しているのは、日常へのまなざし。目まぐるしくても、慌ただしくても、パンをおいしく食べる。小さくとも確かなしあわせが、暮らしをいいほうへ向かわせてくれます。
ペリカンからマーナまで。 お散歩しながら聞くパンと日常のこと
生活雑貨メーカー・マーナさんと浅草の老舗パン屋ペリカンカフェさんがコラボレーションしたパン冷凍保存袋の発売を記念して、モデルKanocoさんとの対談を撮影、執筆しました。
ご依頼を伺った時「最高だ!」とテンションが上がりまして。なぜなら私もパン冷凍保存袋を愛用していて、ペリカンのパンも好きだから。
加えて近しいタイミングで出産したKanocoさんの著書や連載を読んでおり、またご一緒できたらな…と思っていたタイミングだったのです。
せっかくなら面白いことできないかな?と、ペリカンからマーナの徒歩15分をお散歩しながらお話を伺うことに。当日、リアルにペリカンのパンを買ったりして、楽しかったな。
日常を大事にする3者の日常論とパンへの想い。ゆるっとのんびり楽しげな空気感をお楽しみいただけたら幸いです。おすすめの食パンの食べ方もおもろい!
→ペリカンからマーナまで。 お散歩しながら聞くパンと日常のこと
(ちなみに取材後ペリカンのパンを4斤買って毎朝食べています。添加物など余計なものが入っていなくて本当に安心。冷凍保存袋で保存◎)