フォトグラファー・3年目の軌跡

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今日で写真を始めて3年が経ちました。3年前の5月5日、小湊鉄道で大好きな友人を撮影したことから、私の写真人生は始まったのです。今まであまり写真に携わった時間をあえて公開しないようにしていました。でも3年か…とちょっと感慨深い。3年で私の人生はぐぐぐっと大きく変化したような気がします。その中でもこの1年は濃密でした。

去年5月に台湾で撮影をして、6月にクラウドファンディング。無事成功して、11月に写真集出版、今年2月に写真展開催。仕事の内容も少しずつ変化してきて、最近は念願だった雑誌の撮影の仕事も多く、役者さん、モデルさんなど著名人を撮る機会も増えました。

仕事が変わり、出会う人が変わり、住む場所も変わり。毎日自分の至らなさと弱さを目の当たりにしながらも、いい写真を撮りたい、人の心に届く文章を書きたい、そして出来るならば自分自身も心地よく過ごしたい、そんな欲張りな気持ちで日々を生きています。

最近、人と話す機会が多くてこんなことを聞かれます。

「将来はどうなっていたいの?」

私はこれからもフォトグラファー/ライターという仕事を極めたいと思っています。撮って書ける、という私の強み。この強みをより色濃くしていきたい。どちらかが足りないから補い合うのではなく、どちらも実力がある人になる。私が撮ること、私が書くことで、相手の魅力を引き出し、それを多くの人に伝えていきたい。毎日は楽しいことばかりじゃないし、生きていると苦しかったり挫折したり悩んだりモヤモヤすることたくさんあるけれど、それでも自分らしく生きる、自分らしく仕事する、自分に素直に生きるって楽しいという価値観を届けていきたい。旧態依然とした価値観にとらわれることなく、どんな自分も自分なんだと肯定できるきっかけを届けたい。私の憧れはスタイリストの堀井和子さん。堀井さんのように、日々の暮らしを大切にしながら書籍作りに携わり、撮影だけでなく執筆も含めてオールマイティーに仕事をしていきたい。

そして作品制作にも力を入れていきたい。最近やっぱりまだまだ自分の見た目コンプレックスが消えていないな…と思うことがありました。かわいいコンプレックスというか…何かうまくいかないことがあると「私がかわいくないからだ」と卑下してしまう(この考え方の癖、すごいですよね?冷静に考えると容姿と仕事・対人関係ってさほど関係ないと思うのに)。でもそのコンプレックスが作品制作の原動力になっているし、人の二面性にもすごく興味があるから、その自分の中にあるドロドロを昇華できるような作品も作っていきたいな。

ふう。たくさん書いちゃった。

この1年、たくさんの方に出会い、たくさんの方を撮影し、たくさんのお仕事をさせていただきました。本当に周りの方に感謝しています。4年目の私もゆるくあつくるしくもがきながら頑張りますっ。もし良ければ見守っていただけたり、応援してもらえるとうれしいです◎

最後に。毎年5月5日は1年間の活動まとめとなる記事を書いています。1年目、2年目も合わせて読んでいただけると変わったこと・変わらないことが分かって面白いと思います。宜しければ、ぜひ。
ガールズフォトグラファー・1年目の軌跡
フォトグラファー・2年目の軌跡