「好きを仕事に」の舞台裏。

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久しぶりに企業で講演。株式会社NTTデータさんで私のキャリアについてお話ししてきました。「好きを仕事に、の舞台裏」をテーマに、フリーランスになるまでの紆余曲折、フリーになってから大事にしていること、フリーになって良かった&ここが辛いよ〜〜を話す2時間。

「なぜ公務員からフリーランスを選んだの?」「葛藤はなかったの?」「仕事はどうやって安定させてるの?」「辛いことは何?」「スキルはどうやって学んだの?」とモリモリ質問していただけて、本当にいい時間だった。

一本道じゃなかったから、自分のキャリアをコンプレックスに感じた時期もあったけれど、一本道じゃなかったからこそ得られたことも出会えた人もたくさん。今はフリーランスのフォトグラファー/ライターであることを誇りに思っています。フォトグラファーとして異端の経歴を個性としてとらえられるようになって、ぐっと仕事が楽しくなりました。幅も広がりました。

仕事に悩む人、キャリアに悩む人、たくさんいると思います。そういう方のヒントになれるのなら、これからも自分のキャリアをざっくばらんに話す機会があると良いな。

参考までに今日のレジュメを公開しますね。


「好きを仕事に」の舞台裏。

1.どんな仕事をしてるの?

① フリーランスになるまで
2010 – 2014 雑誌編集者(民間企業) →挫折
2014 – 2016 公務員→「向いてない!」
2014.9 結婚 →「私、何かできるかも?」
2015.5 女の子を撮影 →Instagramで撮影依頼殺到
2015 – 2016 公務員と並行して独立準備
2017 – 現在 フォトグラファー/ライター(フリーランス)

② フリーランスになってから
・主な仕事は
モデルやタレントの撮影/撮影+インタビュー/撮影サービスIt’s me!
200%好きなことを強みに変換し、仕事しているのが特徴
女性を撮ること/話をじっくり聞くこと/人の想いを形にすること
・自分で企画し、どんどん発信していく
クラウドファンディング/雑誌編集長とのトークイベント/アトリエを持つ
・ほぼ下積みなしにフリーランスになったため実力不足を痛感。ひっそり1年アシスタント。
・フォトグラファーとしては異端の経歴。でも異端を個性にして仕事している。

2.なぜフリーランスを選んだの?

① 好きなことを活かして仕事をすることで、人の役に立てる
⇔わたしの好きなこと(写真・文章・女の子)が好きな人は山程いるため、セルフブランディングと人のつながりが大事
② 自分=商品となり仕事をする楽しさ(否が応でも人間力を上げていく必要がある)
⇔息が抜けなくて苦しい時もある
③ 場所やわずらわしい人間関係にとらわれずに働ける
⇔自由がゆえに怠けてしまうこともある

3.働く上で大事にしていること

・灯台のような目標だけ掲げる(来月のことは深刻に考えない)
・自分を知ってもらう努力を着実にする(ポートフォリオ持ち込み、写真展、SNS発信)
・違和感を覚える仕事は断る

4.今後の野望

・アイドル/女優/モデルの写真集を撮る
・雑誌を創刊する
・撮影サービス「It’s me!」を広める


実はここに書かれている内容の10倍くらい濃い話をさせてもらったのですが、まずは雰囲気が伝われば幸いです。公務員→フリーランスと働き方を変える決断をする時は、前例がなくて、一歩を踏み出すのが怖かったです。でも今は、勇気を出して良かった、と心から思えます。

だから「こういう働き方・キャリアの選び方もあるよ〜」と実体験をお話することで、「忠地さんができたなら私も挑戦できるかも!」と、固定観念や前例にとらわれずに、自分らしいキャリアを歩む小さなヒントになれたらうれしいです。

講演のお仕事、どんどんやっていきたいな。大小問わず、力になれることがあればぜひお問い合わせフォームからご連絡いただければ幸いです。