雑誌『あわい』出版のお知らせ

─Aな自分もBな自分もそのまま自分(まえがき)
─誰かの価値観は重要じゃない(佐藤満春)
─“中”を使っていれば、自分らしい表現がおのずと現れていく(古川誠)
─きっとこれからも揺れ動くのだろう(忠地七緒)

企画・写真・文・編集をすべて手がけた雑誌『あわい』vol.1を発行します。

前作『Ambivalence』出版から3年経った2020年初夏。主観に振り切った紙媒体を作りたいと思い立ちスタート。どちらか決めきれない「ゆらぎ」をテーマに制作しました。

それぞれの想いや生き方にふれることで、世の中に”あわい(間)”が広がっていきますように。


【Contents】
・残暑のセレナーデ/麻佑
・あわいな人/佐藤満春(芸人・放送作家)
・弱く、やさしく、美しく/古川誠(メトロミニッツ編集長・小説家)
・女と母のはざま/忠地七緒(フォトグラファー/ライター)

【制作】
写真・文・編集 /忠地七緒
デザイン/平崎絵理
印刷・製本/篠原紙工

【仕様】
2021年7月1日発行|46ページ|A5

【ポイント】
・神奈川県・真鶴の美しい景色を舞台に撮り下ろしたとある女の子の2日間
・TV、舞台、ラジオと幅広く活躍する佐藤満春さんの7,000字インタビュー、撮り下ろし写真
・元オズマガジン編集長・古川誠さんが初めて語る表現や生き方、1万字インタビュー
・デザインは数々のアイドル写真集やCDジャケットのデザインを手がける平崎絵理
・製本は川島小鳥『明星』、祖父江慎『いいかげん折り』などを手がけた篠原紙工
・忠地七緒が企画・写真・文・編集まですべて担うことで生まれた世界観


1年という長い制作期間を経て、ついに皆さんにお届けできる日が来ました。もっとありのままで生きやすくなればいいのに、もっと関わる人みんなが幸せなものづくりがしたい。そんな情熱と誠実さだけでここまで歩んできました。

『あわい』を作ること自体も大事でしたが、『あわい』が届くこと、その輪が広がることで、少しでも美しい世界を感じられたり、弱さを受け入れられたり、前に進むきっかけになれることが一番です。

6月15日〜6月30日に先行予約販売を行います。予約販売でお買い求めいただけたら本当に励みになります。誌面の中身をチラ見せしていたり、予約限定のおまけもご用意しましたので、ぜひご覧ください。

https://naotadachi.thebase.in/items/45253043

7月以降は『あわい』の世界観に共鳴してくださる書店やお店と共に届けていけたらと思っています。詳細は決まり次第こちらでお伝えします。

WEBマガジン「haconiwa」で連載した制作秘話もぜひ。

うれしい日曜日

大好きな休日の過ごし方。それは夫と清澄白河・森下エリアを散歩すること。ただ散歩するだけではなく、大好きなお店をスタンプラリーのようにめぐるのが至福です。

予定していた撮影が延期になり、ぽっかりと空いた午前中。まずは深川図書館へ。本を返して借りて、森下のwolkに。去年オープンした雑貨屋さんで、お店の佇まいもセレクトも何より店主さんのお人柄が好きで、器や雑貨やタオルなどを揃えています。今日はおくるみを購入。

そしていつもならThe Northwave Coffeeに行くのですが、今日は別のカフェに立ち寄って、帰りにお花屋・バタフライデコへ。今の気分に合ったお花を1〜2輪買って帰る。「お腹大きくなりましたね」なんて何気ない会話がうれしい。

名前を挙げさせてもらったお店は、店主さんとゆるゆるっとした顔見知り。だからどう、というわけではないのですが、お店に一歩足を踏み入れたときの安心感と小さなやりとりがいつも幸せだなあと感じています。

今日も生きる

”つむぎ”といううさぎと4年前から一緒に暮らしています。動物と暮らすことは豊かで愛しくてはちゃめちゃに幸せな一方、死を意識する瞬間がどうしても多い気がします。

今年のはじめ、つむぎが体調を崩して大きな手術を受けました。先生から「命の保証ができるとは言えません」と告げられながら踏み切った大手術。術後、朦朧としている状況からなんとか一命をとりとめ、その後は元気になっていたように見受けられたのですが…。

一昨日の朝、苦しそうにしていたため再度病院へ。暗い表情を見せる先生を目の前に、いろんなことを覚悟をしました。命を無理に引き伸ばしたくない、でももっともっともっと一緒にいたい、もう手術のような痛い思いはさせたくない。そんな葛藤の中、最大限手を尽くして、寄り添う覚悟をしよう、と。

奇跡的に回復し、今は落ち着きつつあります。普段「こういう暮らしがしたい」とか「こういう仕事をしたい」とか色々と考えるのですが、本当はただただ、心臓が動いていることだけで素晴らしいんだと思う。人間も、うさぎも。生きること、死ぬことについてよく考える2021年です。

夫婦の機嫌

「夫婦そろって機嫌良し」が大事だと実感しています。

今までは自分の機嫌の良さだけを大事にしてきました。そしてその機嫌のとり方はトライアンドエラーで少しずつ身につけてきました。でも夫婦という単位で見るとどうでしょう。

言わなくていいことを言ったり、素直になれず意地を張ったりすると、たちまちケンカモードに突入するわたしたち。そういう時って一人がごきげんになっても、もう一人が不機嫌だから全然つまんない。ちなみに夫婦ゲンカすると、たいていわたしは体調を崩します(弱い)。

だからふたりがごきげんであることを目指す。相手の怒りポイントを把握して、なるべく突かないようにする。私の怒りポイントを相手にも理解してもらう。そんなことの積み重ねで、ここ数日はうまくやれている気がします。

結婚して7年。夫婦関係は毎年・毎月変化していきますね。永遠に完成することのないパズルみたいで気が遠くもなりますが、なんだかんだ興味深いです。

お守りカフェラテ

これだけは自分を救ってくれるというものはありますか?私にとってカフェラテがそう。執筆の合間、撮影後のひと息、休日のお散歩のお供に、いつだってカフェラテ。

数年前まではコーヒーを全然飲めませんでした。今もドリップは苦手、だって苦いもん…。でもコーヒーの町・清澄白河に住みはじめて、自然とコーヒースタンドに行く機会が増え、カフェラテを愛飲するように。ほろ苦さと牛乳のフラット感が良いんですよね。

自分の定番を持っていると、お守りみたいでなんだか安心します。旅先で必ず本屋さんに立ち寄るのと同じ感覚かもしれない。連綿と流れていく日々の”読点”のような感覚で、今日の撮影後もカフェラテを注文しました。さて、あと一仕事がんばろう。