ゆるんで眠れる夜のルーティン

昔より、ぐっすり眠れるようになった。もともと寝付きが良いタイプではなく、産後は子が気になって眠りが浅いときもあった。でもちゃんと眠れていないと翌日辛いお年頃。この半年で自分に合った夜のルーティンを構築していった。

夜ぐっすり眠るには、心身ともに”ゆるんでいる”ことが大切。刺激はできる限り避け、自分自身を整えて、一日を意識的に終えていく。そのために何をしているのか、書いてみようと思う。

子が眠り、夕飯を食べ、うさぎのお世話が終わるのが大体20時。夜眠るのが22時〜23時。その2〜3時間でやっていること。


①お風呂

お風呂に30分〜1時間入る。湯船に浸かる、スマホは持ち込まない。本を読んだり、時には何も持ち込まず、ぼんやり思索にふける。お湯にゆらゆら体を預けることで、心身の緊張がほどけていく。体が重いな…しゃっきりしたいな…という日はハーブで作った入浴剤や日本酒を入れて発汗を促すことも。

②ストレッチ

お風呂上がりはストレッチ。通っている整体で教わったストレッチ(骨盤・首肩・肩甲骨)を15分くらいゆるゆると。凝っている部位は、精油を入れて作ったマルチバームを手に取り、滞りを流すようにマッサージしていく。自分の体に目を向けることで、より一層リラックスしていく。

以前はストレッチなんて効くわけない…と斜に構えていた。でもお風呂に入ったことでゆるんだ体をさらにほぐすことで、芯から力が抜けていく感覚がある。ちなみにストレッチが終わったらスマホを触るのもおしまい。翌朝まで見ない。

③読書

寝るまで時間がある日はリビングで本を読む。ビジネス本などを読むと脳が活性化されるので、言葉の響きが美しい小説や、かんたんに読み切れるエッセイを。鉄板で好きなのは江國香織のエッセイ。言葉選びがどきゅーん。美しい世界に浸って、日常やTodoリストから頭を引き剥がしていく。

④時々ハーブティー

さあ、寝るぞ。でも「まだ脳が動きすぎている」「体の硬さが取れない…」そんな日もある。そういう時はハーブティーをほんの少し飲む。Lienfarmの「thanks mom」は脳からゆるんでいく感覚があるのでお守りとして飲むことが多い。

ラベンダー、パッションフラワー、ジャーマンカモミールあたりが入っているハーブティーがおすすめです。ゆるみます。

⑤就寝

ベッドに入ってから何をするかも結構大切。まず仰向けになって呼吸を落ち着かせていく。ゆっくり吐いて、ゆっくり吸ってを繰り返す。全身にぎゅーっと力を入れて、脱力するのを繰り返す(寝たまんまヨガ旧アプリでやっていたヨガニードラを、アプリなしでやっている)。それを繰り返しつつ、目を閉じてぼーっとしていると、眠っていることが多い。

朝は7時に起きるので、7〜8時間は眠れていて、このくらい眠れるとかなり体調が良い。ちなみに子は同じ寝室のベビーベッドで寝ている。夜起きることがあまりないので、同室で寝ていても割とぐっすり眠れる。ありがたい…!


もちろんルーティンをガチガチにやっているわけではなく、体調や疲れ具合によって、スキップする項目もある。夜な夜なSNSを徘徊する日もある。笑

ただ自分をゆるめるTipsやルーティンを持っていることで、この通りやれば大丈夫という安心感があるし、ルーティンをやりたくない時は「あ、何か自分の中で起きているな」と気付ける。

無意識に過ごしていると、なかなかゆるめるのが難しい私たちの夜。ささやかなことばかりですが、参考にしてもらえるとうれしいです♥


前田敦子の”月月”
雑誌『あわい』創刊